事務所経営の要諦「社員を大切にするミッション・バリュー経営」
マネジメントの失敗から見つけたもの
法人成りもしていない個人事務所で社員5,6名の時代。
印象的だったのは、トップの磨だけがやたらエネルギーに溢れていてテンションが高いものの、他の社員たちは逆にエネルギーが低く、仕事(というか作業?)を黙々と続けているような事務所でした。
磨は「どんどん事務所を成長させたい」と言っているものの、こんな状態で組織は本当に伸びていくのかなと内心疑問をもっていました。
案の定、社員が10名を超えるあたりから、事務所内はかなりギクシャクし、社員が15名程度にまでなったとき、数ヶ月で4名の退職者が出ました。
15名のうちの4名ですから結構なインパクトです。空いた穴を埋めるためには、他のメンバーがさらに頑張らなくてはいけない。残ってくれている他のメンバーもどんどん疲弊していく。
もう完全な悪循環…。
一時は新規の仕事の受注をストップしなければならない状態にもなりました。
明らかなマネジメントの失敗を通じて、私たちは真摯に経営というものに向き合い、社員に向き合っていきました。
経営の礎、繁栄のための圧倒的な力「MVV」
経営において大事なことは何か、本当に私たちが実現させたい世界は何なのか、社内のメンバーみんなで持つべき共通の価値観は何なのかを議論し、一つ一つ言語化していきました。
現在の当社の「経営理念/ミッション/ビジョン/バリュー」の原型になるものです( https://trinity-tech.co.jp/corporate/mission/ )。
これらが経営のベースになり、新たな発展軌道に乗せていくことができました。
創業から10年ほど経った2019年あたり50名ほどのメンバーになり、2020年からまた新たな挑戦としてトリニティー・テクノロジー株式会社を設立。
トリニティ・テクノロジー(株)は、設立から3年半で120名を超えるメンバーが入社。直近1年間の離職率は5.6%と大きなマネジメントの成果をあげています。
先生の事務所には、経営理念やミッション・バリューはありますか?
「ある」という先生でも、その理念やミッション・バリューが事務所の「成長」に貢献していると確信をもって言えますか?
どこか形式的になってしまっている、そんなことはありませんか?
私たちは、上記の実体験を通じて確信をもって言えます。
これらミッション・バリューこそが、経営の礎であり、企業を中長期で繁栄させていく圧倒的な力になることを。
当社が今までどのようなミッションバリュー経営をしてきたか。
ミッションバリューを持ってどのような困難を乗り越え、どのような力を手にしてきたか。
今回、当社代表 磨からセミナーの形で包み隠さずお伝えをさせていただきます。
セミナーへの参加費用は、完全無料です。
士業事務所は、一般的にも10名の壁・30名の壁・50名の壁と成長の踊り場を迎えると言われています。
私たちにも、振り返るとそれらの壁がありました。
それらの壁も、ミッション・バリューを経営の基礎に置きながら、マネジメント体制を構築していていけば、必ず乗り超えられます。
☑️ 事務所経営を盤若なものとしたい方
☑️ 事務所の継続的な成長のヒントをつかみたい方
☑️ 経営理念やミッション・バリューを根付かせて次世代に経営承継をしたい方
☑️ 組織の意識を一つにし、社員の力・組織の力を最大限発揮させたい方
☑️ 社員一人一人が仕事にやりがいを見出しキラキラと輝けるような組織を作りたい方
このような士業の方々向けのセミナーです。
私たちの経験と経験を通じて得られた知恵が、士業のみなさまの事務所経営の一助となりますよう。
ご興味ある方はぜひご参加ください。
セミナー概要
・当社のマネジメント失敗の歴史
・事務所の半崩壊を通じて、大切なのは働く社員であることに気づく
・個人の幸せと収益の最大化を高い次元で実現する
・ミッションバリューは、社員個人には関係のないこと
・社員を大切にするミッション・バリュー経営
・社員に愛情を持つことがマネジメントの要諦
・士業の経営戦略について
・士業の組織戦略について
・ミッションバリューは綺麗ごとではない。組織の競争力の根底をなすもの
・大切なのはオペレーションの磨き上げ
・オペレーション力は企業カルチャーに由来する
・11個のバリューと80個のポリシー全公開
・ミッションバリューの構築の仕方
・ミッション、バリューの組織への浸透方法
・ミッション、バリューを反映した採用、人事評価のシステム
・10名の壁30名の壁50名の壁を超えるために必要なこと
・100年続く士業組織をつくるために必要なこと etc...
磨 和寛(トリニティ・テクノロジー株式会社/代表取締役CEO)
立教大学法学部卒。
2007年 司法書士試験合格。
2012年 司法書士法人を設立し、国内トップクラスの家族信託の実績を有する士業グループに成長させる。
2020年 トリニティ・テクノロジー株式会社を創業し、エイジテック領域での事業展開をスタート。創業から3年半、シリーズBで累計26億円の資金調達を実施。
超高齢化社会の課題を解決すべく、家族信託の「おやとこ」、お一人さまサポートの「おひさぽ」等のサービスを展開。