
遺産分割における「介護」の取扱い -実際の紛争をもとに弁護士が解説-
## 「介護」と「相続」の関係について、法的・感情的な両方の側面から丁寧に解説!
皆様は「介護」が相続争いの火種になる現実をご存知ですか?
相続をめぐる紛争の背景には、“誰がどれだけ親を介護したか”という感情の問題が、大きく関わっていることが少なくありません。
「長年介護してきたのに、取り分が少ない」
「兄弟が財産だけ持っていき、介護の苦労は無視された」
「親が誰に何を伝えていたのか分からないまま、相続が進んでしまった」
こうした介護と相続の“認識のズレ”は、
遺産分割協議を複雑にし、兄弟姉妹間の関係に深い亀裂を残す原因になります。
士業や保険営業・FPとして相続コンサルティングに関わるなら、
「誰がどのように介護を担ってきたか」を、相続設計の初期段階でどう拾い上げるか?
その視点とスキルは、もはや避けて通れません。
本セミナーでは、実際の遺産分割紛争の事例をもとに、
弁護士・武内 優宏 氏が「介護」と「相続」の関係について、
法的・感情的な両方の側面から丁寧に解説します。
✔ 介護していた子が、法的に有利な立場を取るには?
✔ 介護に関わっていない相続人が抱える情報格差の問題とは?
✔ “介護される側”が、生前にやっておくべき準備とは?
✔ 相続争いにならないために、コンサルタントが初期提案で配慮すべきことは?
相続コンサルティングの信頼性と深みは、こうした“感情と権利の間”をどう橋渡しできるかにかかっています。
現場で活かせる具体的な視点と、依頼者に寄り添った提案力を磨くために、ぜひご参加ください。
セミナー内容
・介護している側の視点 ~相続で有利になるには
・介護していない側の視点 ~遺産に関する情報がない
・介護されている側の視点 ~子供たちが相続でもめないために

武内 優宏 氏(法律事務所アルシエン/弁護士)
法律事務所アルシエン 共同代表/弁護士
1980年、東京生まれ。早稲田大学経済学部卒。2007年弁護士登録後、2011年に法律事務所アルシエン開設。
葬儀社や納骨堂、海洋散骨業界団体など「終活」に関わる事業会社の法律顧問や遺言・相続に関する案件特に「おひとり様」の法律問題を多く扱う。近著に『遺産分割における介護の取扱い』(新日本法規)、『Q&A 孤独死をめぐる法律と実務』(日本加除出版)等がある。